狩猟とは、猟具を用いて野生の鳥獣を捕獲する行為です。現代の日本人が普段触れることのない自然の中で、季節を感じながら鳥獣を探し、狩り、食べるための肉を自分の手で得るという楽しみや、命を頂いているというありがたさを実感することができます。また、田畑や山を荒らす鳥獣を捕獲するという役目もあります。増えすぎた鳥獣を捕獲し、農林産物を守ったり、人と獣が暮らす領域を分けたり、生態系のバランスを保つことも狩猟者の重要な役割です。

 しかし、狩猟というのは、いつでもどこでも出来るものというわけではなく、鳥獣保護管理法という法律に則りルールを守って行わなければいけません。

 基本的には、法定猟具である網・罠・銃(1種、2種)それぞれの狩猟免許を取得して、狩猟を行いたい県に狩猟者登録をすることで、猟期中に狩猟可能な鳥獣を狩ることが出来るようになります。

 猟期以外でも、有害鳥獣捕獲許可というものを得れば鳥獣を捕獲することができます。

 大まかに表すと下図のようになります。(鳥取県の状況です。県によって詳細は異なります。)

 狩猟免許や狩猟者登録等の詳細につきましては、左の項目からご覧ください。